連載 『進行がんを眠らせる』 その258

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標準治療では、術後の再発予防のために経口の抗がん剤を投与することがよくありますが、長い服用期間中に副作用で苦しむ患者さんも多く、かならずしもQOLの高い生活を保障されるとはかぎりません。これに対して免疫細胞療法は、副作用がほとんど見られず、術後の感染症予防にも有効とされています。

また、化学療法(抗がん剤)のように、治療をやめた時点で効果がなくなることも考えにくく、実際、効果はそのまま長く持続し、QOLの面から見ても格段の差があります。

もちろん、抗がん剤の何もかもが悪いというわけではありません。標準治療として認められているくらいですからメリットは多々あります。

したがって、化学療法と免疫細胞療法を併用し、それぞれの長所を生かすようにすれば、より高い再発防止効果が期待できることになります。ただ、残念なことに、これにかんする疫学的な統計がいまのところありません。

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